2016年2月16日火曜日

さよなら、Picasa…5月にサービス終了。グーグルが正式発表


これも時代の流れでしょうか~。

いまは写真共有サービスといえば、InstagramやPinterestが有名ですよね。でも、一昔前ならば、Picasa(ピカサ)とFlickr(フリッカー)の二強がシェア争いを演じていたりもしました。えっ、どちらも知らない?

グーグルが買収したPicasaですが、結局のところ、グーグルは後に別のGoogle Photos(フォト)を立ち上げてしまいます。まさに同じ社内で、2つの似たような写真共有サービスが共存する状態が続いてはきたのですが……。

Google Photosが立ち上げられて以来、Picasaの今後はどうなっていくのかをめぐる数多くの質問が寄せられてきました。熟慮を重ねた結果、これから数か月以内にPicasaのサービスを終了させ、写真共有サービスとしてはGoogle Photosのみに注力していくことを正式に決定しました。2つのサービスを同時に存続させるよりは、より機能性に富み、モバイルとデスクトップの双方で使いやすいGoogle Photosの開発に一本化することで、さらなるユーザーエクスペリエンスの向上へとつながることを確信しています。


Picasaのオフィシャルブログには、このような説明が掲載されましたよ。実に同ブログの更新は、2011年12月以来となり、グーグル社内では、すでにGoogle Photosへの注力体制が進んでいたことも示されています。なんといっても、Google Photosのほうが容量無制限で使えますし、アップロードした画像を自動認識して、検索インデックスが自動作成されるなど、明らかにPicasaよりも優れたサービスに仕上がってはいましたからね。

グーグルは、まず3月15日に、Picasaのデスクトップアプリの提供を終了。その後はアップデートもサポートも一切打ち切られるようです。また、Picasaのサイト自体は、5月1日が終了日として告知されていますよ。なお、PicasaのWebアルバムにアップロードされている写真や動画は、Google Photosへと自動的に移行できるようになっています。ただし、Picasaでつけられたタグ、コメント、キャプションなどは、Google Photos上では反映されなくなってしまうそうです。

一時代を終えたPicasa。オフィシャルブログでは、これまで利用してくれたユーザーへの感謝を表明するとともに、サービス終了や移行に伴う不便をお詫びするメッセージが掲載されています。

0 comments:

コメントを投稿