2017年11月8日水曜日

Togetter上で「悪質広告」の報告増加 Togetter公式が注意喚起、情報提供を呼びかけ

 Twitterのまとめサービス「Togetterまとめ」上で悪質な広告が表示されるという報告が増え、Togetterの公式Twitterから注意喚起のアナウンスがされています。

 問題の広告はスマートフォンからのアクセス時に表示されるもの。広告が表示されると自動的に別のページに飛ばされ、移動先では「お使いのシステムは、頻繁に4ウイルスによって破損しています!」というやや日本語が怪しい説明文と共に、ウイルス対策ソフトのインストールを促されます。Togetter公式は「このような画面が表示された場合、クリックせずにタブを閉じてください。クリックしなければスマートフォンに影響はございません」としています。

 同広告は以前からTogetter以外のサイトでも複数確認されていたもので、Togetter上では2016年にも同様の悪質広告が確認されていました。Twitterで「Togetter ウイルス」といったワードで検索すると、今年(2017年)の10月末から11月にかけて被害が増えていたことが伺えます。

 広告は一律で表示されるわけではなく、ユーザーが過去に閲覧したページのデータなどを元に選定されます。Togetterでは原因となっているアドネットワーク(広告を表示させるためのシステム・業者)を特定するため、こうした広告が出現した場合は、遭遇したページのURL、デバイス、OSについての情報を提供するよう呼びかけています。

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