2017年11月8日水曜日

iPhone Xのカメラ、8 Plusより高性能とDxOMarkが評価。望遠レンズの改良が功奏

iPhone Xのカメラは画素数こそ1200万画素とiPhone 8 Plusと共通ですが、望遠側はiPhone 8 Plusがf/2.8に対してf/2.4と口径が大きくなり、また、広角・望遠どちらも光学式手振れ補正に対応するなどスペックの強化が図られています。

そのiPhone Xのカメラを、画質評価装置や画像処理ソフトを手がける「DxO」が評価。結果は97とPixel 2の97には1ポイント及ぼなかったものの、iPhone 8 Plusの94を大きく上回るスコアを記録。さらに、静止画だけの評価では101ポイントとモバイル部門過去最高の評価を得ています。

DxOMarkのスコアは静止画と動画、2つの評価を総合して評価されます(2つの平均点ではありません)。iPhone Xは静止画では101とPixel 2の99を超えるスコアを記録したものの、動画の評価が89と振るわず、総合ではPixel 2の後塵を拝する結果となりました。ちなみにPIxel 2の動画評価は96。総合で97はHUAWEI Mate 10 Proと同点です。

iPhone XiPhone 8 Plusと比べて、ズームのパフォーマンスが大幅に向上。露出、カラー、テクスチャ、ノイズ、アーティファクトでも優れていると評価されています。

▲高コントラスト時の撮影サンプル。iPhone Xは空の色がきれいに出つつ、手前の植物の色も再現されています。

0 comments:

コメントを投稿