2017年11月13日月曜日

ドライブレコーダーは「夜」の画質で選ぶべき理由


運転トラブルに役立つドライブレコーダー。でも、いざ証拠として使用するときに、肝心の情報がよく見えないということになっては意味がありません。そこで今回はドラレコ全10モデルの画質をテストしました。


日中の映像はどれもキレイ
品質の差は「夜」に出るんです!


ドライブレコーダーの画質でポイントとなるのは、大まかに「解像度」「露出」「画角」の3つとなります。まず「解像度」は映像の精細さのこと。ドラレコは事故の証拠能力を期待して設置されることがメインのため、被写体がぼやけず、シャープに映し出されることが求められます。

とくに夜間はノイズが多く、輪郭がぼやけた映像になりがちのため、解像度の高さは選択のキーポイントとなるのです。たとえば、2000円台と1万2000円台のドラレコを比較した場合。


2000円台


2000円台のドラレコも日中の映像はそれなりに明るく、明暗差が大きくない限り、ナンバーも視認できます。


1万2000円台


1万2000円台はやはりキレイですが、素人目には2000円台で十分に思えてしまいます。


2000円台


しかし、夜間になると大きな差がでます。上の画像のように2000円台はノイジーで露出も甘く、ナンバーが白飛びして見えなくなります。こうなると、事故時に決定的なシーンを逃してしまう危険性があるので注意しましょう。

最後の「画角」もドラレコによって違いが大きいポイントの1つ。走行中は前方のほか、左右にも車が走っているため、記録性という観点でいえば、できるだけ広角で撮影できることが求められます。また、カメラの基本的な性質上、左右は歪んでしまいますが、その歪みも極力抑えられているとベスト。また、夜はライトが当たらないところなどは暗く映ることがあるので、視認できるくらいに明るく映せる性能も重要だです。

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