2017年9月8日金曜日

競走馬「ネコパンチ」がリードするたび本当の子ネコがネコパンチ JRA「異種実況」企画で馬よりネコを推す

 JRA(日本中央競馬会)が、異なる業界の「声のプロ」を招いての「異種実況チャレンジ」企画を公開しました。お笑いコンビやウグイス嬢、声優たちが選ばれるなか、なぜかアメリカンショートヘアの子ネコまで参加。実況に合わせてネコパンチを放つ姿が愛らしくて、全然レースに目が行かない。

 過去の名勝負に他分野のプロが実況をつける動画企画。「ネコ篇」の題材は2012年3月24日開催の第60回日経賞で、12番人気だった「ネコパンチ」がぶっちぎりで勝利したという、テーマにぴったりのレースです。画面には子ネコのさまざまなしぐさが大きく映され、レースのもようはワイプに表示。明らかに子ネコメインじゃねーか! それで正解だと思うけど。

 さすがに子ネコはしゃべれないので、実況は本職が担当。しかし「ネコパンチ」の名が叫ばれるたびに、子ネコによるネコパンチシーンが挿入されるので、ある意味実況をサポートしているといえます。

 どういうわけか、子ネコの主人らしきボディビルダーもパンツ一丁で登場。後半には添い寝したり抱っこしたりと、仲むつまじいシーンも出てきます。ほほえましくはあるのですが、かわいらしさと暑苦しさが共存する絵面に混乱させられました。いったい作り手は何を伝えたいのだろう。

 特設ページでは、お笑いコンビの「ANZEN漫才篇」、野球実況の藤生恭子さんが挑む「セクシーウグイス嬢篇」、トラックメーカーが実況をリミックスした「HIFANA&PARKGOLF篇」も公開中。声優の花澤香菜さんが第80回日本ダービーの世界に迫るスペシャルムービーもあります。

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