2017年9月22日金曜日

ドコモの「iPhone 8/8 Plus」を利用するメリットは? 吉澤社長が語る

 NTTドコモが9月22日、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」を発売した。これに際し、ドコモショップ丸の内店で発売記念セレモニーを開催。吉澤和弘社長が、新iPhoneやApple Watchへの意気込みを語った。

 吉澤氏はまず、ドコモのiPhone 8/8 Plusは下り最大500Mbpsの通信が可能であることを説明。iPhone 7/7 Plusでは下り最大375Mbpsなので、ドコモのiPhoneでは最速となる。「ドコモの快適なネットワークでdtvやDAZN、dマーケットのコンテンツを楽しんでいただける。非常に期待している」と同氏。

 ちなみに下り最大500Mbpsは東名阪のみカバーしており、2GHz帯+800MHz帯+1.7GHz帯の3波キャリアアグリゲーションによって実現。それ以外の地域は440Mbpsが最高値となり、2GHz帯+3.5GHz帯+3.5GHz帯の3波で実現する。

 なお、KDDIは3.5GHz帯2波と2.5GHz帯2波を重ね合わせる「4CC CA」により、下り最大558Mbpsを実現しており、数値上はドコモの方が見劣りする。この点について吉澤氏は「4CC CAも検討を進めている」とコメント。「ネットワーク側とiPhone側にチューニングが必要」(同氏)で詳細は議論中だが、iPhone 8/8 Plusでの対応を進めているとのこと。

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