2017年9月10日日曜日

音声アシスタントが人類にもたらす「悪夢のような未来」

アマゾンとマイクロソフトは両社の音声アシスタント、「アレクサ(Alexa)」と「コルタナ(Cortana)」が年内に相互連携して使えるようにすると発表した。

この提携は両社にウィンウィンの結果をもたらす話であるとされている。アレクサはWindows 10搭載のデスクトップPCやラップトップへのアクセスを得ることになる。コルタナ側はアマゾンの音声スピーカーへのアクセスを得られる。

今回の提携に際しアマゾンのジェフ・ベゾスは同社のアレクサが将来的には、アップルSiriや、グーグルのグーグルアシスタントと会話する未来も考えていると述べた。しかし、具体的な交渉はまだ進んでいないという。

アップルは同社の音声アシスタントスピーカー、「Homepod」を今年後半にリリースの予定だが、Siriを他社製品と連携させる考えはないという。全てのデータを自社に取り込みたいと願うグーグルには、また別の考えがあるようだ。

アマゾンとマイクロソフトが提携を発表した同じ日に、グーグルは同社の音声アシスタントがソニーやパナソニック、オンキヨー等のブルートゥーススピーカーでも利用可能になるとアナウンスした。

ソニーはただちに、アップルのHomepodのほぼ半額のAIスピーカーの発売を宣言した。ソニーのデバイスはグーグルアシスタントを通じ、LGやGEらが発売する家電製品との連携が可能になる。

音声アシスタント分野への注目が高まるなかで、ニュースメディア「Wired」はこのテクノロジーがもたらす、悪夢のような未来に言及した。

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