2017年9月21日木曜日

新アニメ『銀河英雄伝説』来年4月より放送開始

 作家・田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇SF小説として今なお増刷が続いている『銀河英雄伝説』(東京創元社)を新たにアニメ化するプロジェクトの立ち上げイベントが21日、都内で開催された。そこで、正式タイトル『銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)』と、ファーストシーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」(全12話)が来年4月~6月にテレビ放送、セカンドシーズン「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱」(全12話)が4話ずつ全3章に構成して2019年中に映画館でイベント上映されることが発表された。

 前のアニメシリーズ(石黒昇監督)は1988年から2000年にかけて、本伝110話、外伝52話、長篇3作という圧倒的なボリュームで展開された。当時、日本で活躍していた声優のほとんどをキャスティングし、別名「銀河声優伝説」とも呼ばれ、30年近く経った現在でも根強い人気を誇っている。

 新シリーズは、「攻殻機動隊」シリーズ、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなど、数々の話題作を手がけたProduction I.Gにより、原作小説『銀河英雄伝説』を第1巻「黎明篇」から順に、改めて新作アニメーションとして制作される。

 立ち上げイベントには、原作者の田中氏、新アニメで監督を務める多田俊介氏をはじめ、前のアニメシリーズでラインハルト役を務めた堀川りょう、キルヒアイス役の広中雅志、ユリアン役の佐々木望が登壇。

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