2017年7月31日月曜日

高所ならではの体験 欧州最長のビルにスリリングなVRアトラクション登場

ロンドンの『ザ・シャード』は、ヨーロッパで最も高いビル(ロシアを除く)です。87階建て、高さ310メートルという巨大な建物。その展望デッキに、『The View from The Shard』と『Vertigo』という2つのVRアトラクションがオープンしました。高層ビルの特長を活かした体験が展示されています。

『The View from The Shard』とは

この建物をテーマにした『The View from The Shard』は、ビルの周囲に設置されたバーチャル空間上のチューブ内を、Oculus Riftを装着して時速160キロで滑り降りるというものです。

体験者はカーブ状のプラットフォームに腰掛けて、シートベルトで体を固定します。約2分間の体験ですが、バーチャル空間内のチューブ内の向きに応じてプラットフォームが動くので、まるで本当にザ・シャードの外を滑っているような体験ができます。

『Vertigo』とは

『Vertigo』では、ザ・シャードの屋上に設置された細い天板の上をバランスをとりながら歩くというもの。眼下には300メートル下のロンドン市内が一望できて、吹き付ける強風や街の騒音などもリアルに再現しているとのこと。

体験にはHTC Viveを使用し、モーションセンサーによって身体の動きをトラッキングするため、まるで本当にビルの屋上で天板渡りをしているようなスリリングな体験ができます。

『The View from The Shard』と『Vertigo』は両方とも、HDR画質の高精細なグラフィックで描いたザ・シャードの3Dモデルを使用して、リアルなVR体験を提供します。

(参考)
VRFocus / The Shard in London Brings VR Slide to Viewing Deck(英語)
https://vrscout.com/news/the-shard-london-vr-slide/

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