2017年7月25日火曜日

「ご希望を承りましたにゃ」――ヤマト運輸のLINE「ねこ語」が話題に 狙いは

 「お届け日時の確認ですにゃ」「ご希望を承りましたにゃ」――ヤマト運輸の荷物問い合わせを「LINE」で行えるサービスが、"ねこ語"に対応していると話題だ。ユーザーが語尾に「にゃ?」などを付けて話し掛けると、ヤマト運輸側もねこ語で返事をしてくれる。ネット上では「ほっこりする」「かわいいにゃ」など好意的な意見が。ねこ語を始めた狙いを、ヤマト運輸に聞いた。

 同サービスは、ヤマト運輸のLINE公式アカウントとのトーク画面で、配送時間変更や集荷依頼を行えるというもの。人工知能AI)チャットボットが会話形式で手順を案内してくれる。その際、ユーザーが語尾に「にゃ!」「にゃ?」「にゃーん」などを付けて質問すると、ヤマト運輸のアカウントも語尾に「にゃ」を付けるようになる。

 そんなクロ「ネコ」ヤマトならではの取り組みを始めた理由は何か。ヤマト運輸広報戦略部の刀根明日香さんは「ねこ語を通じて(同サービスに)親しみを持ってほしい」と話す。

 同社がLINEアカウントの運用を始めたのは2016年1月。ねこ語は、開始当初から対応していたわけではなく、「16年11月にヤマト運輸がLINEスタンプを配布をした際、スタンプに合わせた応答機能を始めた」のがきっかけという。

 当初は、ユーザーが「ありがとう」というスタンプを使うと「ありがとにゃ」と返す――というように、決まった言葉だけを返すようにしていた。この機能が反響を呼び、スタンプを使わない会話でもねこ語対応を検討。

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