2017年7月2日日曜日

iPhoneを速攻で分解し続ける「iFixit」とは?

 Appleなどの新製品を発売日に購入して分解し、美しい写真いっぱいのレポートを掲載してくれる米iFixit。いつも豊富な知識とユーモアのある解説で楽しませてくれます。

 メディアに対して、「プレスの方は特別な許可なしで1記事毎に3枚までの画像をご利用いただけます(ただし、掲載元の記載とiFixitのWebサイトへのリンクを登録ください)」と掲載を許可してくれているので、私もよく記事にさせてもらっています(以前は「2枚まで」だったのがいつの間にか「3枚」に)。

 このiFixitが先日、環境保護団体Greenpeaceの「修理しやすくて長く使える地球に優しい製品を作ってください」キャンペーンに協力したと発表したので、あらためてどんな会社なんだろうと興味を持ちました。

 分解レポートで有名ですが、本業はさまざまな製品の修理マニュアルの公開・共有です。会社概要には「iFixitはモノを修理する人々を助けるグローバルリペアコミュニティーです」とあります。このコミュニティーを運営するために、オリジナルの修理道具を販売しています。

 創業は2003年。今もCEOを務めるカイル・ウィーンズ氏とCXO(Xにはなんでも当てはまる、なんでも担当の最高責任者だそうです)のルーク・ソウルズ氏が工科大学の学生だったころ、買ったばかりの中古の「iBook」が壊れてしまい、自分で修理しようとして苦労したのが会社の始まりだそうです。

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