2017年7月28日金曜日

Intel、4~6月期は予想を上回る、PC向けプロセッサ事業部門が売上12%増

米Intelが7月27日 (現地時間)に発表した2017年度第2四半期(2017年4月~6月)決算は、データセンター関連の堅調な伸びに加えて、PC用プロセッサを扱うクライアントコンピューティンググループの売上高が前年同期比12%増と好調だったことから、売上高・1株利益ともに市場予想を上回った。

6月期の売上高は148億ドル(前年同期比9%増)だった。GAAPベースの純利益は28億ドル(同111%増)、1株あたりの利益は0.58ドル。非GAAPでは35億ドル(同23%増)、1株利益0.72ドルだった。以下は事業グループ別の売上高。

クライアントコンピューティンググループ:売上高82億ドル(前年同期比12%増)。内訳は76億ドルがプラットフォーム、6億ドルがモデム/その他。プラットフォームの売上高は、ノートブックが20%増、デスクトップが3%減だった。14nmプロセスのコスト改善、製品構成の拡大によって営業利益が向上している。
データセンターグループ (DCG):売上高44億ドル(前年同期比9%増)。内訳は40億ドルがプラットフォーム、4億ドルが非プラットフォーム。クラウドサービスプロバイダー (売上高が前年同期比35%増)、コミュニケーションサービスプロバイダー (同17%増)が全体の60%近くを占める。
Internet of Thingsグループ (IoTG):売上高7億2000万ドル(前年同期比26%増)。

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