インターネット検索サイト「グーグル」を装って携帯端末がウイルス感染しているとうそのメールを送り、対策ソフト代金名目で現金をだまし取るなどしたとして、警視庁と静岡県警は26日までに、詐欺容疑などで、会社役員佐藤真容疑者(35)=東京都豊島区南長崎=、建築業山本直樹容疑者(52)=横浜市港北区新羽町=を逮捕した。佐藤容疑者は黙秘、山本容疑者は容疑を否認しているという。
同庁サイバー犯罪対策課によると、両容疑者はグーグルからのメッセージを装い、「ウイルス感染が確認された」とうその内容を携帯に送信。ウイルス対策ソフトの申し込み名目で、クレジットカード情報を入力させたり、現金を振り込ませたりしていた。
これまでに30万件以上のショートメールを送信しており、被害は1000人以上、計約2000万円に上るとみられる。
逮捕容疑は2016年9月と17年1月、岩手県の40代男性に9800円を送金させた上、だまし取ったクレジットカード情報を使い、仲間の名義でネット上に出品した商品を落札する手口で1万9000円を不正に得た疑い。
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