2017年6月29日木曜日

キヤノン、EOS 6D Mark IIを発表。フルサイズ機初のバリアングル液晶搭載モデル

キヤノンは、デジタル一眼レフカメラEOS 6D Mark IIを発表しました。

35mmフルサイズの撮像素子を搭載するハイアマチュア向けモデルのミドルクラス。2012年11月に発売したEOS 6Dの後継モデルにあたり、機種としてはおよそ4年半ぶりの更新となります。

手の届くフルサイズ一眼レフというおいしい位置付けながら、現行機種の中では性能的に取り残されてしまっていた感のあったモデルですが、今回のモデルチェンジで、他社を含めた現行のフルサイズ機と同等の性能を手に入れています。

【ギャラリー】EOS 6D Mark II (19枚)

具体的には、撮像素子の更新、映像エンジンの刷新、高感度性能の向上、AF性能の強化、連写コマ数の向上、WiFi/NFC/Bluetooth対応、バリアングル液晶の新規採用、4Kタイムラプス動画記録への対応などを施したフルモデルチェンジです。

撮像素子は有効約2620万画素のCMOSセンサー。上位機種のEOS 5D Mark IVにも搭載している像面位相差AF対応の「デュアルピクセルCMOS」を採用し、ライブビュー撮影時にも高速なAFが可能になっています。

フルサイズセンサー搭載のキヤノン製デジタル一眼レフカメラとしては初めてタッチ式バリアングル液晶を備えます。これまではAPS-C搭載機にしか搭載してこなかった装備なので、ライブビュー撮影時のアングルが自由になるバリアングル液晶の採用はかなり嬉しい変更です。

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