2017年6月17日土曜日

グーグル、ファッションの歴史を学ぶコンテンツに360度動画を活用

ゲームや医療・教育など幅広い分野で使われているVRですが、博物館の展示や歴史を伝える目的でVRが使われる例も増えています。

グーグルは3000年にわたる人間のファッションの歴史や450着以上のドレスを鑑賞できる教育用コンテンツ『We Wear Culture』をリリースしました。

360度動画も活用されている『We Wear Culture』

"普段着ている服の舞台裏ストーリーを伝える"という考えのもとリリースされたグーグルの『We Wear Culture』はファッションの歴史やドレスを鑑賞することができる教育用のコンテンツで、東京やニューヨーク、パリなど世界の博物館・ファッション学校・史料館が協力しました。

『We Wear Culture』では、360度。「シャネル」の象徴的な黒いドレスが社会にどのようなインパクトを与えたか、川久保玲の「コムデギャルソン」がどのように世界で脚光を浴びるようになったかなどファッションの歴史を伝える360度映像を鑑賞することができます。

また、450着以上のドレスや衣装を見ることができる他、現代ファッションについてのアメリカのユーチューバーIngrid Nielsonの動画も鑑賞することができます。

メトロポリタン美術館の管理人であるAndrew Bolton氏は「VRにより博物館が抱える数々の問題も解決されると思います。ファッションの場合、服のいたみなどが心配されるので常に公開することができませんが、VRを使うと保管されている多くのコレクションを展示することもできます。

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