2017年5月11日木曜日

Operaブラウザ、実験的ブラウザ「Neon」の機能を採用して"Reborn"

Opera Softwareは5月10日 (現地時間)、「Reborn」(再生、復活)というコードネームで開発していた「Opera 45」をリリースした。今年1月に公開したコンセプトブラウザ「Opera Neon」で実験的に提供していたビジュアルやデザイン、コントロールを採用、ソーシャルメッセンジャー (Facebook Messenger、WhatsApp、Telegram)を統合した。レンダリングのベースはChromium 58だ。

モバイルユーザーはほとんどがメッセージングサービスをアプリから使用しているが、PCではWeb版を使っているユーザーが多い。デスクトップブラウザでは、メッセンジャー画面のタブが他のWebページのタブに隠れてしまって、タブの切り替えが一手間になる。最新のOperaでは、ソーシャルメッセンジャーのタブをオーバーレイまたは並べた状態で固定して表示でき、メッセンジャーに対応しながらブラウジングを継続できる。また、サイドバーにソーシャルメッセンジャーを登録することも可能。複数のメッセンジャーを使用している場合はショートカットキーでサービスを切り替えられる。

新しいデザインはモダンでシンプル、遊び心と機能性を兼ね備える。たとえば、一部のアイコンがアクティブ時に色を変えたり、プライベートモードの切り替えを派手なアニメーションで表現するなど変化や動きをユーザー体験に活かしている。

0 comments:

コメントを投稿