2017年4月28日金曜日

Microsoft 1~3月期決算、クラウドが成長けん引、Surfaceは競争に直面

米Microsoftが4月27日(現地時間)に発表した2017年度第3四半期 (2017年1月~3月)決算は、売上高が市場予想に届かなかった。Officeサービスやクラウド事業が好調だった一方で、Surfaceが落ち込んだモアパーソナルコンピューティング事業の減収が響いた。

GAAPベースの売上高は221億ドル(前年同期比8%増)、純利益は48億ドル(同28%増)、1株利益は0.61ドル。非GAAPでは売上高236億ドル(同6%増)、純利益57億ドル(同13%増)、1株利益は0.73ドルだった。以下は部門別の売上高。

○プロダクティビティ&ビジネスプロセス

売上高79億6000万ドルで前年同期比22%増だった。Officeのコマーシャル向けOffice製品/クラウドサービスの売上高は7%増。Office 365のコマーシャルシート数が35%増加し、売上高が45%増だった。Officeのコンシューマ向けOffice製品/クラウドサービスの売上高は15%増。3月末時点のコンシューマ向けOffice 365の契約者数は2620万人、前期から130万人の増加だ。

○インテリジェントクラウド

売上高67億6000万ドルで前年同期比11%増だった。サーバー製品およびクラウドプラットフォームは売上高15%増。Azureが93%増だった。サーバー製品は6%増。

Enterprise Servicesの売上高は、プレミアサポートサービスが伸びたものの、Windows Server 2003のカスタマーサポートの下落で1%減だった。

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