2017年4月18日火曜日

iモードケータイの「代用」になる? VoLTE対応spモードケータイを試す(テンキー操作・電話編)

 NTTドコモが2016年11月2日、iモードに対応する携帯電話(以下「iモードケータイ」)の出荷を2016年内に終了する予定だと発表したことを覚えているだろうか?

 実際には「予定より少し遅れた」(同社広報部)が、同社のiモードケータイは「らくらくホン」を除いて出荷を終了しており、店頭在庫がなくなり次第販売は終了となる。

 一方で、世の中のスマートフォンシフトを受けて、iモードケータイで使えるコンテンツサービスも徐々に減ってきている。SNSやコミュニケーションツールもスマホで使うことを前提に作られており、iモードケータイでは情報のやりとりに困難をきたすこともある。

 そんな中、同社がiモードケータイからの「乗り換え先」として推奨しているのが、スマホと同じ「spモード」に対応する携帯電話(以下「spモードケータイ」)だ。2016年冬モデルでは、VoLTE対応機種として、シャープ製の「AQUOS ケータイ SH-01J」とパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P-smart ケータイ P-01J」が新たに登場した。

 iモードケータイからの乗り換え先として、VoLTE対応spモードケータイは「十分」なのだろうか? これから数回にわたって検証する。今回は、基本操作と電話機能をチェックしていこう。

●テンキー操作:iモードケータイとほぼ同じ感覚でOK

 「確実に操作感を得られる方が良い」「スマホのタッチパネル操作に慣れることができない」など、理由はさまざまだが、iモードケータイユーザーがスマホに移行したがらない理由の1つとして、テンキーの存在がある。

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