2017年1月28日土曜日

「SNSのせいで失望感、自己否定感」調査結果に共感

情報セキュリティー会社「カスペルスキー・ラボ」が、現代の人々とSNSとの関わりを調査。「ソーシャルメディアが人々の失望感、自己否定感、マイナス思考を招いている」という結果を発表した。

この調査は、日本を含む世界18カ国の男女1万6750人を対象に実施されたもの。「SNSに何を投稿しますか?」という問いには、上位から「自分が楽しいと感じたこと」(61%)、「趣味」(54%)、「イベント/パーティー/お出かけなど」(46%)などが並ぶ結果となっている。

一方で、「あなたが嫌な気分になった理由は何ですか?」という問いには、「自分の誘われていないパーティーやイベントに友達が行っているのを見た」(59%)、「他の人が自分より良い人生を送っていることを知った(結婚、子ども、旅行、休暇)」(57%)といった項目が上位になっており、他人と自分を比較するような内容が目立つ。また、「自分の過去の楽しい投稿を見ると、今より昔のほうが幸せだったと感じる」と、自分自身とも比較してしまう回答者が37%に上った。

これらの結果を受けてTwitterでは、

「うん。なんとなく分かる。正直ネット世界は10年くらい前が良かったかな」
「SNSを見てネガティブ思考になっちゃうのって、なかなかの社会問題よね」

と共感する声が多く投稿されている。また、

「他人から見たあんたの人生は『良い人生』かもしれないよ」
「隣の芝生は青い。確かにバカやってる人たちや恋人とお出掛けみたいなの見てるといい人生だと思うし羨みもするけど、ね」

という前向きな意見もあった。

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