2017年1月26日木曜日

パインアメ公式「他企業と会う時は、飴ちゃん袋をパンパンに」

■「パインアメは鳴らない」…カミングアウトでフォロワーざわつく

2010年のアカウント開設以来、一人で運営を任されている「中の人」。「パインアメは吹いても鳴らない」というぶっちゃけ投稿でファンをざわつかせたり、パインアメで作った雪だるまや恵方巻の画像を投稿したり、他社のツイッターアカウントが面白そうなやり取りをしていれば果敢に首を突っ込んだりと、自由なノリが魅力だ。しかし、取材時の話しぶりは、実におっとりとした関西弁。そのつぶやきに見る"アナーキーさ"は、まるで感じられない。

―― まず、「中の人」に指名された経緯を教えてください。

「2010年に会社が、『仕事や職場環境についての改善案』を募集していたんです。その時に私が『Twitterの公式アカウントを作ったらどうか?』と提案しました。当時は企業アカウントの第一次"中の人ブーム"で、たとえばカトキチさん(現・テーブルマーク)がおやじギャグを多用した投稿で人気を博していたんです。企業でもこんなにゆるくつぶやいていいんだなと、面白いなと。うちはお菓子の会社だし、楽しくツイッターを活用してはどうかと、気軽に提案しました」

―― 提案者として、そのまま中の人もやる流れになったわけですね。

「ただ、自分が担当になるつもりはなかったんです。その時は事務員として働いていて、広報と全く関係ない部署でしたし。企画が通って、いざ誰がつぶやくんだとなった時に、提案者の私にブーメランが戻ってきたというわけです。

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