2017年1月27日金曜日

名作映画から分かる! 「理想の父親」野原ひろしの凄さ

1992年にアニメ放送が開始し、来年には25年を迎える「クレヨンしんちゃん」。主人公、野原しんのすけとその家族、友達、ご近所さんが繰り広げるギャグ作品。いまや「サザエさん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」と並ぶ日常系4大長寿アニメとして根強い人気を保っているのは御存知の通りです。

時として"スーパーヒーロー"になる野原ひろし


その「しんちゃんの父ちゃん」野原ひろし役を務めている藤原啓治さんが病気治療に専念するため、昨年から出演をお休みすることになり、ファンの間に衝撃が走りました。現在は森川智之が代役として頑張っていますが、やはりあのひろしの声あってこその「クレヨンしんちゃん」、というファンは少なくないでしょう。

ひろしといえば、しんのすけをビシビシ叱るみさえとは対照的に、普段はひょうひょうとした印象。都内の商社に勤める35歳のごく平凡なサラリーマンとして描かれているわけですが、時としてスーパーヒーロー顔負けの父の威厳を見せることもあるのです。
その極めつけといえたのが、2001年4月公開の映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」。続く「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」と並ぶクレしん史上最強作と称される1本です。主人公はもちろんしんのすけなのですが、この映画に限ってはひろしこそ真の主役といっても間違いではないかもしれません。

「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」のあらすじ


1970年の大阪万博や懐かしのヒーロー、プロレス、往年の名車など昭和レトロの流行を取り入れたテーマパークが出現。

0 comments:

コメントを投稿