2017年1月19日木曜日

同人誌即売会で電子書籍を手売りできるカードが登場 ダウンロードコードで同人誌の新刊が読めるように

 ブックウォーカーは、同人誌即売会において電子書籍化した同人誌を手売りできるサービス「BWインディーズカード」の試験提供を開始しました。

 「BWインディーズカード」はクレジットカードほどのサイズで、表には同人誌の表紙、そして裏には個別に「ダウンロード用のコード」を記載。このコードを専用のWebページで入力することで、同社が運営する電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」の読書アプリ(PCの場合はブラウザ上)でその同人誌の電子書籍が読めるようになります。コードの利用期限は1年間。

 同人誌サークルにとっては手渡しでの販売が可能という以外にも、電子書籍なので増刷コストがなく、もし在庫になっても書籍と比べてスペースをとらないメリットが。読者にとってはスマホ・タブレット・PCなど、読める環境の選択肢が増えることになります。

 同サービスは印刷会社ねこのしっぽとコラボし、2月12日に開催される「COMITIA119」の参加サークル向けに販売。通常の入稿時に印刷オプションとして選ぶことで、電子書籍版が作成され「BOOK☆WALKER」のストア上で販売されます(販売価格は申込時に設定)。

 利用には「BOOK☆WALKER」と「BWインディーズ 著者センター」への登録が必要で、同人誌の印刷料金と別にカード発行手数料として2000円と、枚数に応じた印刷料金が発生します。枚数は25枚単位で、価格は25枚(1950円)、50枚(3000円)、100枚(3850円)、最も多い300枚で1万2400円(すべて税込)。

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