2017年1月20日金曜日

「30分以上の遅延で無料にすべき」 電車遅延を巡る民進党議員のツイートに批判続出、本人の見解を聞いた

 19日早朝、東急田園都市戦で車内トラブルが発生し、大幅な遅延が発生。これについて民進党の藤末健三参議院議員がTwitterで「遅延度に応じて料金を割り引く制度の導入を提案して行きます。30分以上遅れたら無料にすべきだと思います」とツイートし、議論を呼んでいます。

 19日の田園都市線では、「乗りまーす」「降りまーす」と言いながら体当たりをして乗降車した乗客が発端となり、車内で他の乗客とケンカになった影響で遅延が発生。遅延のため一部の駅で人が溢れるなど混乱が起きていたほか、SNSには「田園都市線は絶望的だ」「田園都市線は電車として終わってる」「今週の田園都市線の遅延具合が酷すぎる」など乗客の不満が多数投稿されていました。

 藤末議員のツイートに対しては、「(遅延によって割引をすれば鉄道会社が損をする可能性があり)列車が遅れると分かれば即座に全線運休させるようになってしまう」「国会議員の立場を利用して私怨を解消しようとしているだけ」などの批判が続出。2005年に起きた福知山線脱線事故では、ダイヤ回復のため列車のスピードを上げたことが要因の1つとされていることもあり、「安全より定刻運行を求めたらどうなるか分かるでしょ」など、無理のある運行によって事故が起こる可能性を考慮すべきとする意見が出ています。

 今回のツイートの真意について藤末議員に話を聞いたところ、「毎日田園都市線を利用しています。最近田園都市線の遅延が頻発しており、10分早くつくように家を出ています。

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