2016年12月30日金曜日

【中国人に聞く】LINE代わりの「WeChat」使いこなしテク

日本でLINEや写真加工アプリなどが人気なように、海外にもその国ならではの定番や人気のアプリがあるはず。そこで、世界各国の注目アプリやスマホ事情をリサーチ。今回は、中国について、日本在住の中国人、大学院生のヒョクさん(25歳・男性・日本在住2年半)、会社員のキョウさん(25歳・女性・日本在住6年)、学生のスイさん(24歳・男性・日本在住9カ月)の3人に話を聞いた。

■「LINE」や「Facebook」が利用できない中国で多くの人が使っているメッセージアプリ「WeChat」とは?

3人が「最も利用するアプリ」と口を揃えていうのは、自国のメッセージアプリ「WeChat」。実際、「世界のメッセージアプリ、アクティブユーザー数ランキング」(2016年4月時点、Statista調べ)でも、「WeChat」は4位(6億9700万人)と、大きなシェアを誇っている。ちなみに「LINE」は7位(2億1500万人)。

中国ではネットワークの規制によって「LINE」や「Facebook」が利用できないため、3人とも日本では相手に合わせて「LINE」と「WeChat」を使い分けているという。チャットや無料通話といった基本的な機能は「LINE」とほぼ同じだが、「WeChat」の特徴は「指定した相手やグループに簡単にお金を贈ることができる」とヒョクさんはいう。これは、「紅包(ホンパオ)」と呼ばれる機能で、お礼やお祝いの際に心付けとしてお金を贈るという中国の風習をサービスに取り入れたものだとか。

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