2016年12月28日水曜日

あなたの家のネット家電、セキュリティは大丈夫?

 2016年を振り返ると、たくさんのガジェットを買ってしまいました。そのほとんどはハードウェアが寿命を迎える前に、ソフトウェア的な寿命が来てしまいます。

 2年ほど前に購入したAndroidスマートフォンは、引退後も家庭内端末として頑張っていますが、OSがバージョンアップされないためか、使いたいアプリがうまく起動できなくなったり、サポート対象外になってしまうアプリが増えてきました。

 ただ、このようなかたちで"デバイスの引退時期"がはっきりするのは、むしろ分かりやすいかもしれません(高かったのに! という問題はありますが……)。

 注意しなければならないのは、常に電源が入っていて、常時ネットにつながっているITデバイス。かっこよくいえば「IoT機器」、より身近な言葉でいえば、デジタル家電と呼ばれる類のデバイスです。なぜ注意が必要かというと、これらの機器は「攻撃される可能性」があるのです。

●そのネット家電のソフト、最新ですか?

 家の中を見回してみてください。無線LANの親機やルーターだけでなく、HDDレコーダーやテレビ、ゲーム機などがネットにつながっているはずです。

 実は最近、私も自宅内でネットに常時つながっている機器をチェックしてみました。家族の人数分のスマホとPC程度かと思っていたのですが、家庭内で利用しているIPアドレスを調べたところ、予想の倍近くのデバイスがつながっていることが分かりました。

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