2016年12月2日金曜日

ツイッター、新幹部に元グーグル社員 歴代5番目の製品担当に

一年近くプロダクト責任者が不在だったツイッターが、元グーグル社員でスタートアップ起業家だった人物を外部から招き、この任務に抜擢した。

12月2日、ツイッターはプロダクト部門のヴァイスプレジデントにキース・コールマン(Keith Coleman)を任命。CTOのアダム・メッシンガーの配下でツイッターのコアアプリを担当すると発表した。

ツイッターは同時にコールマンが運営していたアプリのスタートアップ企業、Yes Incを買収すると発表。Yes Incの従業員6名もツイッターに合流する。買収額等の詳細は非公開。

コールマンはスタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学び、10年間グーグルに勤務。プロダクト担当部長として、GmailやInbox、Gchat等のサービスに関わった。その後、2年前にサンフランシスコでYesを創業。Yesは予定共有アプリのFrenzy等で知られるが、事業は停止するという。

2年間で5人目のプロダクト責任者

3年前の上場以来、ツイッターでは幹部の交代や退社が相次いでいる。コールマンは2014年以来5番目のプロダクト責任者となる。前任のケビン・ウェイルは今年1月に辞職し、インスタグラムのプロダクトチームに加わった。

ジャック・ドーシーがCEOに就任した2015年10月以来、役員が会社を去ることも度々だ。先月はCOOを務めたアダム・ベインが離職し、CFOだったアンソニー・ノトがCOOに就任した。

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