2016年11月10日木曜日

Twitterのアダム・ベイン最高執行責任者が退任をツイートで発表

 米Twitterのアダム・ベインCOO(最高執行責任者)は11月9日(現地時間)、同社を去ることをツイートで発表した。

 ベイン氏は17の連投ツイートで、Twitterでの6年間は素晴らしかったと、ジャック・ドーシーCEOや幹部チームへの感謝の言葉を綴った。「われわれはTwitterを誰も成し遂げられなかったスピードで0ドルから数十億ドル企業に育てた」「最も重要なのは、正しい方法で、正しく成し遂げたことだ。それを誇りに思う」「もう会社をみんなに任せて離れられると感じる」「Twitterでの経験を持ってまったく新しいことを始めるのが楽しみだ。(詳細は)お楽しみに!」

 ベイン氏は、米Los Angeles Timesのプロデューサーや米Fox Interactive Mediaの幹部を経て2010年にTwitterに入社し、2015年のドーシー氏のCEO就任に際して新たに設けられたCOO職に就任した。

 ベイン氏の業務のほとんどは、アントニー・ノトCFO(最高財務責任者)が引き継ぐ。SEC提出文書によると、ノト氏がCOOに就任し、Twitterは新たなCFOを探すという。

 ノト氏はベイン氏に対し「君はTwitterに多大な影響を与えた。ありがとう」とツイートした。

 TwitterはMAUが伸び悩み、身売りを検討するも売却先が決まらず、大規模リストラを計画している。

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