2016年11月13日日曜日

「不正ツール使用するだけでも罪に問われる可能性」 パズドラ不正ツールで逮捕者にガンホーが声明

 スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の不正ツール製作・販売者の逮捕を受け、運営会社ガンホーが声明を発表しました。

 11月10日に神奈川県警が、「パズル&ドラゴンズのゲームデータを不正に改ざんできるツールを製作・販売したとして、神奈川県警が被疑者3人を逮捕した」と発表したことを受けたもの。

 ガンホーは「不正なツールは『製作・販売』のみならず、使用してゲームをプレイする行為も、現実社会における罪に問われる可能性がありますので、絶対におこなわないでください」と注意喚起しています。

 ガンホーによると、逮捕容疑はパズドラのゲームデータを不正に解読して、データを改ざんできるツールの製作・販売を行ったことにより、同社の業務を著しく妨害したことによる組織犯罪処罰法の偽計業務妨害とのこと。

 さらに2016年6月には「偽計業務妨害」として今回問題となっている不正ツールを使用してゲームをプレイした4人が書類送検されていたことも明らかにしました。

 ガンホーはこれまでも不正ツールを使用する行為や、それらを助長する行為などに関しては常時監視を行い、ゲーム内でのアカウント停止などの措置を取ってきましたが、今後も不正ツール撲滅に向けて警察と協力する姿勢を見せています。

 オンラインゲームなどの不正行為やそれらを手助けする行為については、これまでも問題視されており、2016年10月13日には「ドラゴンクエストX」の不正行為に関わった利用者ら5人が「私電磁的記録不正作出・同供用罪」「私電磁的記録不正作出幇助・同供用幇助罪」にあたると判断され、書類送検されていました。

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