2016年11月2日水曜日

緊急番号911に電話しまくるリンクをTwitterで配布した18才、逮捕


イタズラではすまない話。

10月25日の夜、アリゾナ州サプライズ市の緊急ダイヤル受付センターは異様なムードにありました。なんと、ほんの数分で100件を超える911通報が入ったのです。あまりの多さに、センターは制御不能となる一歩手前、非常に危ない状態に陥りました。この911通報、本物ではありません。調査の結果、原因としてある不正リンクが見つかりました。

911に電話しまくる不正リンクをばらまいたとして逮捕されたのは、Meetkumar Hiteshbhai Desai、18才。Twitterを通じてリンクを拡散、踏んでしまった人の端末は繰り返し911通報を繰り返すというプログラムでした。どうやって他人の端末に電話をかけさせたのか、そのやり口の詳細はまだ明らかになっていません。警察の発表によれば、今回の攻撃に関係するバグは、逮捕された少年が友人から教えてもらったものだったといいます。このバグとJavaScriptを使い、iOS端末のダイヤルボタンを操作し911通報を繰り返させていました。また、アリゾナ州以外にも、カリフォルニア州、テキサス州でも同様のバグが原因で911システムに影響がでていました。

Twitter上には、この不正リンクのターゲットとなってしまった人が、報告をよせています。

動画を見る


「Twitterのリンクをクリックしたら、911に12回もコールされた」


動画を見る


「Twitter見ててリンクをクリックしたら、911通報が止まらない。

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