2016年8月8日月曜日

<h1 itemprop="headline">人間の「バカな姿」をあぶり出すポケモンGO…画面に夢中で無自覚な「みっともない」大人たち

 近年、まれに見るヒットサービスとなった「ポケモンGO」。いい年をした大人が深夜に公園にたむろして周辺住民からの苦情が殺到したり、車に乗りながらポケモンGOをプレイして検挙されたり、などのみっともない例が散見される一方、「ポケモンウェルカム」でブーム便乗を狙う自治体もある。

 あまりの過熱ぶりに、冷めるスピードも速そうな予感がするが、ポケモンGOの熱の現状を伝えたい。

●御巣鷹山や平和記念公園がポケストップに

 ポケモンGOはGPS(全地球測位システム)と連動しており、スマートフォン(スマホ)の画面の中にポケモンが現れるため、現実の中にポケモンが「いる」かのように見えるのが醍醐味のゲームだ。さまざまなポケモンを集めて「ポケモン図鑑」をコンプリートしたり、ポケモンを鍛えてバトルさせたりといった楽しみ方がある。

 その仕組み上、歩きスマホが誘発されるポケモンGOだが、問題はそれだけにとどまらない。常識的にいかがなものかと思うような場所で、ポケモンやポケモンを入手するための道具がゲットできてしまうのだ。

 まず、1985年の日航機墜落事故現場である「御巣鷹の尾根」のふもとにある追悼施設「慰霊の園」だ。こちらは、ポケモンをゲットするために必要なモンスターボールを入手できる「ポケストップ」になっており、物議を醸している。

 また、広島県広島市は、ポケストップやポケモン同士が対戦できる「ジム」を広島平和記念公園周辺から削除するよう、開発会社のナイアンティックに要請、実際に削除された。

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