2016年8月12日金曜日

<h1 itemprop="headline">Twitterのいじめ対策の不完全さを指摘するBuzzFeedの記事にTwitterが反論

 「今日のBuzzFeedの記事は正確ではなく、記述は不公正だ」──。米Twitterは8月11日(現地時間)、同日BuzzFeedが公開した記事「"A Honeypot For Assholes": Inside Twitter's 10-Year Failure To Stop Harassment("間抜けのための蜜壺":Twitterの10年越しのハラスメント失策)」について公式ブログでこうコメントした。

 BuzzFeedの記事は、元幹部を含む10人以上の元Twitter従業員と、Twitter上でハラスメント(いじめ)に遭ったユーザーへのインタビューに基づく長大なものだ。

 この記事では主に、Twitterのいじめ対策がなぜ徹底しないのかを、複数の元従業員の証言で説明している。曰く、Twitterはもともといじめ問題よりも表現の自由を優先する文化があり、また、幹部の人数が多く、移り変わりも激しいために方針が安定せず、混乱しているという。

 そうした証言の中で、ある従業員は、2015年にTwitterが実施したバラク・オバマ大統領のアカウントに対するQ&Aイベントの際、当時のディック・コストロCEOが秘密裏にオバマ氏に対する暴言ツイートをアルゴリズムでフィルタリングしていたと語った。

 現在は米ベンチャーキャピタルIndex Venturesのパートナーを務めるコストロ氏は自身のTwitterアカウントで、「リンクを貼るのもばかばかしいが、(あの記事は)完全に無意味で笑っちゃうほど間違っている」「Twitterでいかに信頼と安全が機能しているかという根本を理解していないことを露呈している。

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