2016年8月18日木曜日

<h1 itemprop="headline">【保存版】セキュリティ対策の第一歩、「情報資産リスト」の作り方

 こんにちは。アイレットのcloudpack事業部で情報セキュリティ管理を担当している齊藤愼仁です。

 セキュリティ対策に手を付けたいが、何からはじめていいか分からない、何が効果的かどうかも分からない――そんな読者の皆さんに向け、前回に引き続き、今回はcloudpackで行った事例の一部を基に、情報資産の可視化と評価を解説していきます。

●まずはここから始めよう、「情報資産リスト」

 情報資産リストとは、監査用語っぽく表現すると「情報資産台帳」と言います。早速ですが、cloudpackの情報資産台帳をお見せします。

 これはExcelで作成していますが、形式は特に問いません。ただし、この資料そのものは非常にセンシティブな資料になるので、保管管理体制は整えましょう。記述されている内容を左側から説明していきます。

採番

 これは、実はあってもなくても構いません。採番そのものはセキュリティ対策の本質ではありません。皆さんが管理しやすい形式で記述されると良いでしょう。

分類

 パッと見て、その情報がどんな情報で誰が保有しているのかを分かりやすく分類付けをします。例えば、以下のような項目です。

・顧客情報

・社内資料

・開発ソースコード

・人事資料

・総務部社外秘

・人事部社外秘

・社外秘

情報資産名

 各資産にどのように名前をつけるのか、というのは難しい点もあるとは思いますが、ある程度まとめられそうなものは、まとめてしまって構いません。

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