2016年7月19日火曜日

<h1 itemprop="headline">前代未聞「ドラクエ遠足」、その実態は……? ネットの高校「N高」初のチャレンジに先生びっくり

 「先生、おやつを持ってきてもいいですか?」「ざわざわしな~い、整列!」――ごく一般的な遠足での会話に聞こえるかもしれないが、これらは"リアルの会話"ではない。カドカワが4月に開校した通信制高校「N高等学校」(N高)が、オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」の世界で実施した"ドラクエ遠足"での一幕だ。

 「普通の高校と同じように、ネットでも友達をつくってほしい」。通信制高校にありがちな友達づくりの難しさを解消しようと、ドラクエ遠足は生まれた。一般的な学校行事になぞらえ、学期初めに初対面の生徒たちが交流を深める「遠足」をネットでも再現しようという試みだ。

 ドラクエ遠足は、舞台がゲームということを除けば、実際の遠足と近いプログラムになっている。担任の教師が生徒たちを引率し、フィールドを歩き、モンスターを倒しながら、目的地「ヴェリナード城」を目指す。生徒たちは、スクウェア・エニックスが用意した"N高風"の制服アイテムを着用。それ以外は"特別扱い"せず、一般のプレイヤーと同じサーバで冒険に出掛ける。

 ヴェリナード城に到着すると、班ごとに別のダンジョンやカジノに出掛けたり、クラスメート全員で鬼ごっこを楽しんだり――と、多数のレクリエーションを用意。ネット上では「うらやましい」「参加したい」などの声が上がっていた。

 一方「ネットで遠足をして、何が楽しいんだ?」「生徒たちが勝手な行動をするのでは?」など、批判的な意見もあった。

0 comments:

コメントを投稿