2016年6月19日日曜日

<h1 itemprop="headline">変顔アプリが人気 自撮りは盛る系から盛り上がり系へ

 女性がSNSで公開する自撮りといえば、キレイに可愛くみえる、こだわりの一枚を披露するのが定番だった。ところが、2016年になってから、犬のコスプレをしたり顔を変形させる変顔アプリによるユニーク、ときにはグロテスクにも見える投稿が増えている。いまや世界共通アクションとなった自撮りに、いったい何が起きているのか。

 最近の自撮りは「"盛る"系だけでなく"盛り上がり"系がにぎわいつつあります」とITジャーナリストの高橋暁子さんは解説する。

「美肌効果などを駆使して盛った自撮りもプロフィル用に安定した人気がありますが、それとは別のベクトルで変顔や動物のコスプレ、2ショットで写る2人の顔を交換するなどの加工が人気です。大人が見るとグロテスクに映るようなものもありますが、キモカワイくておちゃめだと、若い女性を中心に好感度が高いですね。これらは、ネットだけでなくリアルでも盛り上がれる便利なコミュニケーションツールとしても広がっています」

 米国の10~20代に人気が高いSNS、Snapchatが自撮り加工機能「Lenses(レンズ)」を2015年9月に公開、カメラに映る顔を長押しするだけで、犬の耳と鼻、ピエロ、ホラーメイクや宇宙人のような変顔へ加工できるようになった。これに飛びついたのが、歌手で女優のアリアナ・グランデやマイリー・サイラス、モデルのミランダ・カーなど女性人気が高いセレブたち。彼女たちの自撮りがInstagramへ転載されると、日本にも多くのフォロワーを生んだ。

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