2016年5月24日火曜日

<h1 itemprop="headline">“ダメ会議”を変える7つのコツ

●下手な研修や自己啓発の前に、目の前の会議を変えろ

 一人のビジネスマンとして声を大にして言いたいことがある。

 日々の業務にしても、変革プロジェクトにしても、事業創造プロジェクトにしても、ビジネスの現場で絶対に避けて通れないのは「会議」であり、「打ち合わせ」である。組織が組織として機能するためには、他人と認識を合わせ、1つの成果に向かって役割分担をしていく必要がある。これは会議や打ち合わせを抜きにしては実現できない。会議での議論、意思決定の品質が高ければ、企業活動の品質が上がる。会議のスピード感がそのままビジネスのスピードになる。もはや会議は企業活動にダイレクトに影響を与えているといっても過言ではない。

 にもかかわらず、会社は何も教えてくれない。ほとんどの人は見よう見まねで会議をやっているはずだ。企業が年中やっている研修は「管理職になる人のためのリーダーシップ研修」「部下の気持ちをくみ、やる気に火をつけるためのコーチングスキル」「成長を最大化するための目標設定方法」「経営層をうならせるプレゼンスキル」などである。これ自体を否定するつもりは全くない。素晴らしいものも多い。

 しかし、経営層にプレゼンする機会より、会議や打ち合わせをする機会の方がずっと多いはずだ。

 幾つもの打ち合わせが積み重なってプレゼンに至るのだから、当然だ。海外の経営本やら、ビジネストレンドの本やらを読んでいる場合じゃない。

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