2016年5月23日月曜日

<h1 itemprop="headline">犬が健康なら親も健康!? 富士通、ペット介在型見守りサービス

 富士通は19・20日に都内で開催された富士通のプライベートイベント「富士通フォーラム 2016」にて、ペットを介在することによって自然なかたちで遠くに住んでいる親の健康状態を見守ることができる、開発中のサービスを出展した。

 実家に住んでいる両親の年齢が60歳を超え、そろそろ健康が気になってきた。そこで高齢者の見守りサービスを検討しているが、「まだ見守られる年齢じゃない」と反発されそうで迂闊に相談できない。親の尊厳も傷つけてしまいそうで心配……。高齢化社会を迎える日本では今後、こんなケースが増えてくるのではないだろうか。

 そこで富士通では、ペットの健康を通じて間接的に親の健康を把握できるソリューションの開発を進めている。ペット向けIoTセンシング機器「わんダント2」(今年4月に発売)を利用するため、まずはわんダント2について説明しよう。

 「わんダント2」は、ペットの首輪に装着する「わんダントチャーム」と、室内に設置する「わんダントステーション」で構成されるサービス。カメラ・温度計・湿度計・Wi-Fi機能により、遠くにいながらにして愛犬の「いま」が手許のスマートフォンで分かるようになっている。これを高齢者の見守りサービスと絡めた。その仕組みはいたってシンプルで、ペットの日々の活動変化(歩数・運動量など)をチェックすることで、親の活動を想像するというものだ。

 ブースの担当者によれば、犬の動きと飼い主の動きにはある程度の関連性があることが分かっているとのこと。

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