2016年5月19日木曜日

<h1 itemprop="headline">IoTはレゴで学べ? 子供向けプログラミング教材「レゴWeDo 2.0」を見てきた

 読者の皆さんは、小さいころに「レゴブロック」で遊んだことがあるだろうか。最近では、「レゴブロック」でプログラミングが学べるほか、ちょっとした"IoT"を体験できるようになっているから驚きだ。

 東京ビッグサイトで開催している展示会「教育ITソリューションEXPO」(2016年5月18日~5月20日)で、レゴ エデュケーションが小学生向けプログラミング教材「レゴWeDo 2.0」を展示している。レゴブロックで組み立てたモデルをプログラムに従って動かすことで、考える力や課題解決力を養えるという。

 コードを書かずとも、アイコンのドラッグ&ドロップという直感的な操作でプログラミングできる点が特徴で、タブレットやPCとBluetoothで接続してプログラムを実行する。物体を検知するモーションセンサーや、傾きを検知するジャイロセンサー、モーターなどを組み込んだブロックもあり、レゴブロックで組み立てた車を移動させ、物体を検知すると止まるようにしたり、タブレットで音を鳴らすようにしたりといった複雑な操作も指示できる。

 前モデルでは、プログラミング体験という側面が強かったWeDoだが、バージョンアップで教材としての狙いがやや変わっている。カリキュラムが理科の授業内容とリンクし、自らが組み立てたモデルとプログラムで課題を解決できるようにした。「洪水を防ぐには」「ゴミをうまく分別するには」といった生活に関連する話題から、「災害時に人を救助するには」「宇宙での探索活動を効率的に行うマシン」といった高度な課題も用意する。

0 comments:

コメントを投稿