時の流れを感じます…。
パナソニックが、TV用液晶パネルの生産から撤退することがわかりました。同製品は韓国や中国企業との価格競争が激化し、ここ数年価格の下落が顕著で、経営的に赤字が続いたのがその理由とのことです。
撤退は、今年9月末をめどとしています。開発拠点であった姫路工場で働く約1,000人の従業員のうち数百人は、他の工場に配置転換される予定とのこと。パナソニックの撤退により、国内でTV用液晶を開発するのは、先日、台湾の鴻海(ホンハイ)傘下に入ったシャープのみとなります。
TV用液晶パネルといえば、一時期は日本の電機産業を牽引する製品でしたが、あっという間に時が流れてしまいましたね…。
なおこの発表を受けて、31日前場現在、同社の株価は続伸しており市場は好感を持って受け止めているようです。
image by ETC@USC on Flickr
source: 朝日新聞 Digital
(渡邊徹則)
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