2016年4月16日土曜日

<h1 itemprop="headline">特定サービスの通信料無料に潜む課題――2016年3月音声通話編

 2016年2月の音声通話対応MVNOサービス(格安SIM)では、楽天モバイルがローソンの一部店舗で開始した店頭受け取りサービス、イオンリテールが開始した新しい「イオンモバイル」、SIMカードの複数枚発行サービスの拡充に関する動きに注目した。

 音声通話対応格安SIMにおける3月の動向としては、端末も手がけるMVNOにおけるサービス拡充の動き、メッセージアプリの開発企業がMVNOサービス、ドコモ・au両回線を使ったサービスを展開するMVNOにおける店頭販売拡大への模索について注目したい。

●「FREETEL SIM」が一部メッセンジャーアプリの通信を無料化 しかし……

 プラスワン・マーケティングは、MVNOサービス「FREETEL SIM」の派生製品として、iPhoneやiPadのApp Storeに関連するデータ通信料を課金しない「FREETEL SIM for iPhone/iPad」や、訪日外国人向けに一部メッセンジャーアプリのデータ通信料を課金しない「Prepaid Data SIM for Japan」を提供してきた。

 同社は、3月9日から「データ通信料を課金しない」サービスを、月額課金のFREETEL SIMにも拡大。「LINE」「WhatsApp」「WeChat(微信)」のテキストやスタンプ・絵文字のやりとりに関する通信料が一部の例外を除き無料となる「メッセンジャーアプリ データ通信料0円サービス」を開始した。

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