美しく揺らめくオーロラ。そんなロマンチックなオーロラも、時には迷惑な存在になっちゃうようです。オーロラ現象が一番よく生じる北極圏では掘削作業を妨害しちゃうようです。
オーロラは、地球の磁気圏が太陽風によって乱れることにより発生します。その結果、荷電された粒子(主に電子と陽子)が上層大気に注がれ、同時にエネルギーを失います。イオン化と大気を構成する要素の励起によりエネルギーの消失が起こり、これがオーロラの美しい光を作り出します。
しかしノルウェーのトロムソ大学のInge Edvardsenさんによる研究は、大気の乱れは磁気センサーの働きにも影響すると示唆しています。磁気センサーはほとんどの掘削作業で位置の把握用に用いられており、この影響で掘削が不正確になってしまうのです。Edvardsenさんの研究が明らかにしたのは、この掘削問題は北へ行けば行くほど悪くなっているということです。
でもどうしたらいいのか?Edvardsenさんの提案する答えはとても単純です。地上の位置測定システムの補助となる追加の位置測定システムを地下と海底に設置すればいいとのこと。そうすれば「今日はオーロラが出てるから作業できないな。かわりにオーロラを眺めていようか。」なんてこともなく掘削に専念できるってわけです。
Image by NASA
source: UIT via Barents Observer
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(abcxyz)
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