2016年3月23日水曜日

<h1 itemprop="headline">「iPhone SE」は誰に向けた製品か? 購入すべきか迷っている人へ

 「AppleがiPhoneの新モデルを発表する」というのは、テクノロジー業界に携わる多くの人にとってお祭りだ。しかし、スマートフォンに常に最新・最高のスペックを求めるわけではない一般の人々にとってはどうだろう。

 「おっ、新しいiPhoneが出たのか。今度は何が変わったのかな? 画面サイズが大きくなった? カメラの画素数が向上? ふーん、そうなんだ……」。実のところ、それくらいで興味を失ってしまう人も少なくないのではないか。

 2007年の初登場以来、年々バージョンアップを繰り返してその完成度を高めてきたiPhoneは、斬新さという意味ではそろそろ頭打ちになりつつあるのでは――ユーザーからそんな印象を抱かれていてもおかしくはない。

 しかし、今回発表された「iPhone SE」はこれまでの新製品発表とは少々事情が異なっている。何せ、「最新・最高のスペックを持つ新モデル」ではないのだ。

●iPhone SEは誰に向けた製品か?

 iPhone SEは、2013年秋に発売された「iPhone 5s」の小型(4型)ボディーに、"現時点では最高"のiPhone 6sの性能をほぼそのまま乗せ換えたモデルだ。もちろん、「3D Touch」や「第2世代Touch ID」が非搭載である点など、全部が全部6sと同じというわけではないが、A9プロセッサや1200万画素のアウトカメラの採用など、主要な部分はほぼ6sのスペックを踏襲している。

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