2016年3月24日木曜日

<h1 itemprop="headline">iOS 9.3で「四角い」フォルダが「丸く」なる?

 3月22日(日本時間)に正式リリースされたばかりのiOS 9.3で、少し不思議な現象が報告されている。ホーム画面の壁紙を特定のものに変更すると、本来は四角いはずの「フォルダ」(アプリアイコンをまとめたもの)が丸い見た目に変化するというのだ。

 実はこれまでにも、フォルダの角に丸みを帯びさせる処理(いわゆる「角丸」)の内部設定値を変更することで、フォルダを丸く変える方法やアプリは存在していた。しかし、それらはiPhoneの「JailBreak」(※)を実行しなければ使用できないものだった。

※「脱獄」とも。特定の方法でiPhone内部の使用制限を開放すること。Appleの許可していない非公式アプリが使えるようになるなどのメリットがあるが、不当な改造行為に当たるため、公式サポートが受けられなくなるといったリスクがある。

 今回報告されているのは、JailBreakなどはせず、通常通りの手順でiOS 9.3にアップデートしたiPhoneだ。iPhone向けに壁紙などを配布しているサイト「不思議なiPhoneの壁紙」では、この現象について「iOS 9.3のバグ?によって、一定範囲の小さなサイズの壁紙ではフォルダの角丸が最大になるようです。機種と壁紙サイズの組み合わせによりフォルダが丸くなる範囲等が異なります。上下左右まちまちなこともあります。」と書いている。

 同サイトではこの現象が起こる壁紙を配布しており、ITmedia編集部のiPhone 6s端末でも試してみたところ、再現された。条件などによっても異なるが、ホーム画面1段目のフォルダは四角いままで、2段目以降のフォルダのみ丸く表示されるようだ。

 これがiOS 9.3のバグなのかは現時点で判明していないが、Twitterなどでは同様の方法を実践したユーザーによるレポートが何件か投稿されており、複数の環境で確認されているようだ。

0 comments:

コメントを投稿