2016年2月25日木曜日

「Galaxy S7/S7 edge」の実機に触れてきた――2機種の違いや進化点をチェック

 スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2016で、最も注目されたスマートフォンは、Samsung Electronics製の最新フラッグシップ機「Galaxy S7/S7 edge」だろう。日本で発売する機種や時期は、まだ明らかされていないが、2016年の夏モデルとしての登場を期待していいだろう。サムスン電子ジャパンのWebサイトには、Galaxy S7 edgeのみ製品情報ページが追加されており、S7 edgeのみ日本で発売される可能性が高い。ここでは、この2モデルの特徴を写真で解説していく。

●より洗練されたデザインとなった「Galaxy S7 edge」

 Galaxy S7 edgeは、5.5型のWQHDディスプレイを搭載。ディスプレイの解像度は1440×2560ピクセルで、画素密度は534ppi。AMOLED(有機EL)を採用しているので、発色が良く、なおかつコントラストが高い、メリハリのある画質が得られる。

 左右にカーブを施した3Dガラスを採用し、その曲線に合わせて金属にもカーブを施し、つなぎ目のないシームレスなデザインに仕上げている。正面から見ると、左右の縁がほとんど見えず、"ほぼフレームレス"と言っていい仕様。ディスプレイの下のホームボタンには、指紋認証機能も搭載している。物理キーだが、出っ張りは目立たず、軽くカチッと押せる。

 右側面に電源キー、左側面にボリュームキーを配置している。これらの配置は、前モデルのGalaxy S6/S6 edgeと共通している。

 上部には、SIMカードとmicroSDのスロットを搭載。S6/S6 edgeはmicroSDに対応していなかったが、S7/S7 edgeは、1つのトレイに2枚のカードを装着できる仕様に変更され、microSDも装着できるようになった。なお、microSDを使わない場合、2枚のnanoSIMを装着できる。ただし、その仕様は国によって異なる可能性がある。

 下部には、左にイヤフォンジャック、中央にMicro USB(Type B)、右にマイクとスピーカーを搭載している。イヤフォンジャックもMicro USBの接続口もキャップレスだが、防水・防じんに対応している。

 背面パネルは、S6/S6 edgeと同じく、光の当たり方によって色味や輝きが変わる。指紋は付着しやすいが、高級感を優先したデザインといっていいだろう。

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