2016年1月27日水曜日

クラムシェルタイプの新VAIO Z誕生。従来のフリップモデルもSkylake-U搭載で刷新

VAIOシリーズの最高峰に位置づけされているZシリーズ。これまでマルチフリップモデルのVAIO ZとタブレットのVAIO Z Canvasの2モデルがありましたが、今回クラムシェルタイプが新たに仲間入り。従来のフリップモデルもCPUなどを刷新してパワーアップしています。

【ギャラリー】新VAIO Z (40枚)



VAIOは、VAIO Zを購入したユーザーを対象に、購入する決め手になった要因を調査したところ、高速SSDや高性能CPUの搭載、デザインといったZの伝統的な本質要素の評価が上位を占めたものの、フリップ機構とデジタイザペンといったニーズの分かれる要素を挙げるユーザーは比較的少ないことがわかりました。

▲マルチフリップモデルの新VAIO Z

そこで、今回フリップ機構とデジタイザペンを省き、クラムシェルタイプという原点に立ち返って、Zの本質はそのままのモデルを追加しました。

クラムシェルモデルもフリップモデルもCPUはSkylake-U(TDP 28W)を採用。カスタマイズモデルなら、Core i5-6267U(2.9GHz) とCore i7-6567U(3.3GHz)から選択できます。GPUはCPU内蔵のIris グラフィックス 550で、メモリーはクラムシェルモデルが4GB/8GB/16GB、フリップモデルは8GB/16GBのいずれもオンボードから選択となります。
▲今回新たに投入されたクラムシェルモデルの新VAIO Z

ディスプレーは従来同様13.3インチでWQHD(2460×1440ドット)に加え、クラムシェルモデルはフルHD(1920×1080ドット)用意。ストレージは、VAIO S11でも採用しているNVMe対応PCIe Gen3. SSDを採用し、先代Zよりランダムアクセスで約2倍、シーケンシャルアクセスで1.2倍速くなっています。容量は128GB/256GB/512GBが選択可能です。

公称バッテリー駆動時間はSkylake-Uの効果もあり、フリップモデルで従来は約15時間だったのが約19時間に、クラムシェルモデルは、WQHD液晶で約20時間、FHD液晶だと約27時間とかなりのロングライフ仕様になりました。これまで培ってきた、CPUのアイドルステートC10などによる省電力技術が生かされています。

Bluetoothは4.1となりSDカードスロットは最高速度104MB/sのSDR104規格に対応。

0 comments:

コメントを投稿