ドローンの弱点の一つといえば?
障害物を避けきれずにクラッシュするところ。そんなドローンのウイークポイントをMITが解決してくれるかもしれません。
ドローンが木や建物の間をハチドリのように飛び回ることを可能にするソフトウエアをMITのコンピュータ科学・人口知能研究所が開発中であることを発表しました。実験室の中に作られた糸の森で、トラップに引っかからないように自分で感知しながら飛ぶドローンは、今までに無いぐらい自立した賢いドローンになっています。
環境に順応し、人の助けなしで自分で決定できるという、MITの最新の成果はドローンAIの未来を大きく変える可能性があります。例えば、あらかじめ地図をプログラミングしておけばワイン用のブドウの健康チェックや醸造の監視をさせるなど、人々の生活や仕事の負荷を軽減し豊かにするかもしれません。
MITの大学院生Benoit Landry氏は、将来的にはもっと狭くてごちゃごちゃした場所にも対応できるように精度を上げていきたいと考えているようです。実は、MITでは去年の11月にも自動的に障害物を避けるドローンのアルゴリズムの実験が行われていました。今回は更に精度が上がり、より複雑な障害物を避けることが出来るように!また、今回はクアットコプターと固定翼機の2タイプでテストが行われているので、適用範囲も広がってきているようです。
ドローンのクラッシュを減らし、より複雑な環境で飛ばせるようになる可能性を秘めた、新しい技術。これからが楽しみですね。
source: MIT
Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文]
(junjun)
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