2016年1月30日土曜日

iPSから作った幹細胞を凍結保存する新技術

あるAnonymous Coward 曰く、

慶應大学の研究者らと日本ユニシスが共同で人間のiPS細胞由来の幹細胞を凍結保存する技術を開発したと発表した(日経新聞)。

磁場をかけながら細胞を凍らせる「磁場下プログラムフリーザー」という装置を使うもので、凍結時の氷核生成時に磁場が作用し、より小さく均一な氷の結晶ができるそうだ。これにより細胞の破壊を防ぐことができるという。この技術は魚など食品の鮮度を保つために使われており、これを幹細胞の凍結保存に応用した。

従来の凍結方法では解凍後に生存していた細胞は約34%だったが、この技術を利用した場合生存率は最大70%になるという。

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