2016年1月25日月曜日

「水を飲むと痩せる」は本当か ポイントは温度と種類

 「水を飲むと太るのでは?」という考えを持っている人も多いかもしれません。しかし、水を上手に選んで飲むと、カロリー消費量が増加し、痩せ効果が出ることが研究によって確認されているそうです。また、代謝が高まることで「冷え」も回避できるといわれています。

 今回は、意外な水の効果や代謝UPのコツを紹介します。

●水を飲むと痩せる?

 ドイツの世界肥満症学会では、水を飲むことによって、エネルギー代謝がどう変化するかを実験しました。その結果、水を0.5リットル飲んだ後にはカロリー消費量が約30%アップ。消費量は10分~40分後にピークに達することが明らかになったのだそう。

 このことは、免疫学者である藤田絋一郎さんによる著「からだが若返る水の飲み方選び方」(マイナビ文庫)の中で紹介されています。

・参考:・http://www.amazon.co.jp/dp/4839956014□「からだが若返る水の飲み方選び方」(Amazon)■

 なぜ水を飲むと消費カロリーが高まるのか。理由は、交感神経が興奮することが背景にあると言われています。つまり、水を小まめに飲むと代謝が活発になり、より痩せやすくなるというわけです。

●冷水がカロリー消費量をUPさせる?

 さらに、この世界肥満学会の研究では、水の温度によるカロリー消費量の差についても調査されています。37度の温水と比べて、22度の冷水の方がより多くカロリー消費が見込めることが判明したのです。冷たい水を飲むと、体は体内に取り込まれた水の温度を体温にまで高めようとエネルギーを使います。このことが、カロリー消費量がアップする理由といわれています。

 つまり、冷たい水を飲むと、よりダイエット効果が高まるという結論です。もちろん、冷たすぎる水は、逆に内臓に負担がかかるともいわれているため、冷やしすぎないようにしましょう。冷えが気になる人は、無理に挑戦せず常温の水から始めることをオススメします。

・参考:「水」ダイエットはタイミングと温度が鍵(パナソニックダイエットコラム)

●水選び、種類は「硬水」を選ぼう

 より体の代謝を高めたいのであれば、冷たい温度かつ「硬水のミネラルウォーター」を選ぶのがポイント。硬度が高い水は、脂肪の代謝アップを高め、さらに便秘解消にも良いため、よりダイエットに良い影響が出ます。

 普段のスポーツ前や仕事前などに冷たい水を積極的に摂取して、代謝アップを狙ってみるのもいいのでは?

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