2016年1月20日水曜日

「インク少ないから買い足しといた」 米Amazon、日常用品が切れかけると自動で注文してくれるサービス開始

 米Amazon.comは1月19日(米国時間)、日常用品が切れかかると自動的に商品を注文・発送してくれるサービス「Amazon Dash Replenishment」を開始しました。プリンタのインクや洗濯機の洗剤が減ると補給分が発送されるなど、事前に設定しておいた対応機器の状況に応じて、Amazonが必要な商品を自動で届けてくれるものです。

 「Amazon Dash Replenishment」の対応機器の第1弾は、Brother社のプリンタとGeneral Electric社の洗濯機、Gmate Smart社の血糖計。Brother社にはすでに同サービスに対応したプリンタが45種類以上あり、持っている人はすぐにAmazon Dash Replenishmentを利用できます。手続きをしておくと、トナーやインクを必要なタイミングでプリンタがAmazonへ自動で注文してくれるそうです。

 ほか2社製品は1月末には利用できるようになる予定。General Electric社の洗濯機には、補充しておいた洗剤から洗濯のたびに適切な量だけ自動抽出してくれる製品があり、これに同サービスを連動させると、洗剤が切れそうなときに勝手にAmazonへ発注してくれます。Gmate Smart社の血糖計の場合、試験紙やランセットのデータをもとに顧客の健康状態を良好に保つのに必要なサプリを購入してくれます。

 第2弾ではPurell社の手洗器やWhirlpool社の食器洗い機と、今年はAmazon Dash Replenishmentが利用できる新製品をリリースし続けていくとのこと。すでに同サービスとの提携が決まっている数十社には、自動エサやり機のPetnetや、浄水器のBrita社といった企業があります。

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