2015年12月22日火曜日

ドスパラが放つ、2万円切りWindows 10 Mobileスマートフォン「Diginnos Mobile DG-W10M」をチェックする

 12月14日よりドスパラのWebサイトや全国各地のドスパラ店舗で販売が始まったサードウェーブデジノス初のWindows 10 Mobileスマートフォン「Diginnos Mobile DG-W10M」。5インチのHD画面を搭載したWindows 10 Mobile端末で、価格は1万8500円(税別)と手頃な設定だ。果たしてその使い勝手はどのようなものか、本記事で検証していく。

●背面カバーの交換が魅力、スタートボタンもハード実装

 DG-W10Mの外観で、真っ先に目を引くのが背面カバーだ。取り外して交換できる設計で、本体にはブラック、パッケージにはホワイト、ブルーのカバーが最初から付属している。どの色も光沢仕上げの塗装で美しい。気分に応じて着せ替えを楽しめるのだ。

 背面カバーにはDiginnosのロゴとともにWindowsロゴもしっかりとプリントしている。「Androidではなく、Windows 10 Mobileを使っている」ということをアピールしたい人にはうってつけのデザインだ。

 DG-W10Mの重量は145グラム、厚みは9.2ミリで、ディスプレイは1280×720ピクセルの5型液晶を搭載している。スマートフォンとしては標準的なサイズだ。側面が丸みを帯びているので手の収まりは良好だ。前面のスタートボタンと戻るボタン、検索ボタンはハードキーとして搭載する。Windows 10 Mobileでは画面内にソフトキーとしても実装できるが、外側にボタンがあるハードキーのほうが画面を広く使いやすいといえる。

 バッテリー容量は2300mAhで取り外しが可能だ。そのすぐ上にはMicro SDカードやMicro SIMカードスロットを搭載する。SIMカードスロットは2基搭載しているが、日本国内では1スロットのみ利用できる。

●ローエンドCPU「Snapdragon 210」の性能は?

 DG-W10Mの通信機能は、主にNTTドコモのバンドに対応する。LTEはバンド 1/3/5/19、3Gはバンド 1/5/9/19をサポートしており、NTTドコモの800MHz帯に接続できる。日本全国で安心して利用できる仕様だ。

 実際に東京都内でFREETELのSIMカードを用いて速度調査を実施してみたところ、妥当な速度を得られることを確認できた。これならドコモ系MVNOのSIMカードを問題なく利用できる。

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