すでに完成度は高そう。
NASAは2030年代の火星有人飛行を計画していますが、火星を目指しているのは勇気ある宇宙飛行士だけではありません。NASAはアメリカの2つの大学に対し、人型ロボット「ヴァルキリー(Valkyrie)」のプロトタイプを貸し出したと発表しました。
このヴァルキリー、またの名を「R5」というロボットは、火星を含む地球外探査を目的に開発が進められています。具体的には宇宙飛行士が到着する前にミッションを行なったり、また宇宙飛行士と協力してミッションを行なうことが想定されています。
このロボットの提供を受けるのは、マサチューセッツ工科大学とノースイースタン大学。ロボットは有人による活動が難しい状況において宇宙飛行士を助けたり、あるいは置き換えることが期待されています。
ヴァルキリーは全長1.9M、体重125kgとかなりがっしりした体型。駆動はバッテリー方式で、頭部や腹部、前腕、ひざ、足などにカメラを搭載しています。また北欧神話の戦乙女にあたるヴァルキリーの名を冠しているためか、どこか女性らしいフォルムが特徴です。
2つの大学は今後2年間に渡り年25万ドル(約3100万円)の援助を受け、ロボットの開発を進めます。40年以上前の月面着陸は宇宙船と宇宙飛行士によって達成されましたが、火星への着陸は人とロボットが手を取り合って実現されるかもしれませんね!
source: NASA、IEEE Spectrum、Slash Gear
(塚本直樹)
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